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起きて半畳、寝て一畳【住(家)にどれくらいお金をかけるか】田舎での暮らしか、家賃補助がいい。

「起きて半畳、寝て一畳」

どんなに立身出世して富貴な身分になったとしても、人間は所詮人間であり、立った状態なら畳半畳のスペースだし、寝るには畳一畳のスペースがあれば良い。

とまあ、そう言う意味だ。

静かな場所で夜ゆっくり寝る。

気力体力の回復にはこれが大切な事である。むしろ、それ以外の事はさほど重要ではないと言っても過言ではない。

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『寝る』という生理現象に、過大なお金をかけない事

あなたが勤め人をしていて、タネ銭を貯めてゆくゆくは豪商になりたいとか、まだ見ぬよいセックスを探すためナンパ活動に精を出したいとか、そう言う通常人の生き方にプラスαな味付けをしたいと思ったら、多少はお金を残さないといけない。

寝る

という生理現象に、過大なお金をかけない事だ。

僕が不動産経営の見本にした人たちは、駆け出し投資家の頃から既にいい年の大人だったのに、「欲しがりません勤め人を卒業するまでは」の精神で、歯を食いしばって実家暮らしをしていたと言う。

不動産投資家として成功して、大家として一本立ちの後も、一人は自分が投資用に仕込んだ200万円ぐらいの土地付き戸建てをリフォームして住んでいるし、もう一人は「このエリアは物件価格高い割に家賃は安いから」と言って賃貸に住んでいる。

周りの人からは、

「そんなに成功したんだったら家建てればいいのに!」

と言われるが、一笑に付して終わり。

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家一つとってみても全く考え方が違う

「新築で家建てたら自分が住むのはもったいないから賃貸に出すよ、家賃取れるだろうし」

とか、

「銀の収入しか貰ってないのにみんな金の暮らしをしようとする。だからキツイ。銀の収入なら銅の暮らしをしておカネを残さないと」

とか言う。

平凡な勤め人と投資家と言うのは、家一つとってみても全く考え方が違うのだ。

 

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家賃補助を受けながら物価の安い地方都市で生活

僕は転勤族という生き方を選び、家賃補助を受けながら物価の安い地方都市で生活していた。

給料は東京の給料だし、何と言っても『寝る』のにかかる経費が安いので、お金は残る。

通勤電車も無い。車通勤だ。

車の運転中は白熱教室のテスト音源を聴き込みしたり、オーディオブックでビジネス書や歴史講義を聴いたり、爪切ったり、プロテイン飲んだり、と、自由である。15分も運転すればオフィスに着く。

東京の真ん中の勤め人は、奴隷船みたいな通勤電車に揺られて1時間半は普通だと言うが、僕には信じられない。

 

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起きて半畳、寝て一畳

何と言っても地獄なのは、東京は寝てるだけでカネが出ていく事。

地面の価格が10倍なら、寝るのに払うカネも相応の相場になるのである。

ま、何にしても、寝るのに変なお金のかけ方してはいけませんな。
特に豪商志望やナンパ志望ならなおさら。

僕は家の広さは絶対に妥協できない性分なので地方に住んでいるが、持ち物が少なく部屋が狭くても気にならない人は、藤沢所長のこの記事を参考にするのも良いと思う。(うさぎ小屋2.0)

起きて半畳、寝て一畳である。

いつの日か僕が成功したとしても、この気持は忘ないようにしたい。

 

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