既ポチです。
豪商目指したい…目指したくない？と最近ずっと思わされております。
最近弊社社長に「ジェームズくんは社長無理だと思うよ！副社長的なポジションのが良いんじゃないかな！」って言われて血が沸騰しかけました。
ホンマに向いてないのかもしれませんが…笑 https://t.co/Gde19aw0qe— ジェームズ・ロドリゲス (@James_Rod10RMd) 2017年4月8日
僕はたまにyuuさんとツイキャスでお喋りするのですが、いつもツイキャス時間制限危機の時に颯爽と現れて、コインを喜捨してくださるジェームズさん。
なにやら人生に迷っておられるようなので、僕の思うところをつれづれと述べたい。
社長向きか、勤め人向きか、という問題として捉える。
独立を勧める社長など居るはずがない
まず上の『弊社社長』の言葉は、僕から言わせればただのポジショントークでして、自分が給料出して生活の面倒みて、労働力を買っている勤め人に対して、独立を勧めるお人好しなんか居るはずがないじゃん、と言う事で終わり。
あるいは、独立応援の建前を前面に出して、成長のためだ頑張れ！とか言って、ハードに酷使して労働力を安く買い叩くか。
本当に独立されてしまったらついてなかった、賭けに負けたわ、と割り切るし、そいつがただのヘタレでいつまでも独立できないなら、表ヅラは「頑張れよぉ～」と励ましつつ、裏では「やっぱ口だけだなこいつ」と笑って酷使する。資本家はそんなもんやて。
自分が社長だったらどうか？
雇ってる奴が独立を企てていて、自分の元から出ていこうとしていると知ったらどうか？
（・・・こいつ居なくるかもしれねえから、ちょっと予備の人間を採用しとくかな）
だと思う。冷たいとか、ひどいとか、そう言う問題じゃなくて。日々自分の生命とも言える資本を資本主義市場に晒して、生きるか死ぬかの勝負をしてる経営者としてはごく普通。怒るのは無理筋というもの。
社長の言葉にはポジショントークが入る
その社長がキツイ人だとしよう。
「てめえ！独立したいだぁ～？今まで飼ってやった恩を忘れ腐って、何寝言ほざいとるんじゃボケェ！犬でも３日飼って貰った恩は忘れねえんだぞ！ああ？やれるもんならやってみろよ！ほら！今すぐここで辞表書けや！言っとくけどな、お前なんかなあ、どこ行っても通用しねえよ！クズ！」
ぐらい言ってくるかもしれない。
それを、
「副社長のほうが向いてるんじゃないかな？」
ならば、結構優しい感じの社長なのかな、って僕は思った。角度を変えると物事の見え方も変わりますな。
ここまでの結論として、社長の言葉にはポジショントーク入るから、向き不向きなんて分からないと言う事。
⇒なんのために働くのか【就職・転職の基準】職業の選び方を解説する
同調圧力に屈しない人だけが、勤め人を卒業できる
ここからは僕の持論。
勤め人卒業が出来る人。
日本国に根強い、同調圧力に屈しない人だと思う。
友達、学校、部活、サークル、職場、みんな同じ価値観で、同じ行動をするのを善とする奴らを、心底キモイと思っているなら、素質あると思う。
友達が多い＝善 友達が少ない＝悪
と言う、この国で多数派を占める価値観について、キッパリと
「お前らが間違ってるよ、くだらねえ」
と言えるなら素質あり。（わざわざその幻想を共有している人たちに唾を吐きつけてケンカ売る必要は無い。思っておけばいい。僕もそう）
群れたがる奴らから抜け出して、孤独の中に楽しみを見つけ、自分の本心に耳を澄まして自分の本当にやりたい事を明確にできるなら大丈夫。
しかし、誰かと絶えずくっついていて、飲みに行こうと言われれば飲みに行って仕事の愚痴を言い合ってスッキリして、それで安心感を得てしまう人だと、勤め人卒業は厳しいかもしれない。
例えば、職場で昼飯に行くとなった時、まだ仕事してる後輩に、お前も行くか？と誘ってあげたとする。ここまでは良い。しかしその後輩が、行かない、って返して来た時に、
「付き合い悪いやつだな！そう言う時は一緒に行きますだろ！」
と、イラついた事があるなら、勤め人卒業はたぶん無理。同調圧力に同調しない人間を排除しようとする人だから。
⇒【お金持ちの行列の最後尾で見た光景】学校教育では貧乏の行列にならばされる
同調圧力に屈する癖がつくと、自分の本心が聴こえなくなる
同調圧力に屈する癖がつくと、自分の考えを曲げる様になる。行きたくないタイミングで、食いたくないラーメンを、一緒に食いたくないメンツで食う。
そう言う積み重ねを経ていくと、自分の本心が聴こえなくなる。
何がやりたいか、分からなくなる。
自分が何がやりたいか分からない人に、熱い思いの込もった商品づくりは無理。
したがって、自分のビジネスを作る事も無理。
自分と同調してほしい勤め人の『お友達』に、「そんなの売れるわけないよ」と、同調圧力かけられてそれに屈して元に戻って終わり。
出来ない人にはまったく想像もつかない事だと思うけど、勤め人卒業して豪商になってしまう人は、自分のしたい事がはっきりとあって、それについていちいち迷わない。
だって、その事業がどうしてもやりたいんだもの。あとは積み重ねていくだけ。
根っからの勤め人は「やりたい事が分からない」とよく言う。自分探しの人。それじゃキビイわ。
こんな感じで答えになったでしょうか。
⇒ライスのためにライフを捧げるのか？「好きなことを仕事にする」について
