営業マンと言えば、素手でできる仕事の様に思われる。
だが、筋のいい会社の筋のいい営業職だと、一人ひとりに車、PC、スマホが与えられ、バックオフィスのサポートもあり、高度に機械化、組織化されている。
移動効率の向上や、情報効率の向上によって、一人の営業マンが一日に生み出せる価値は大きくなる。
お医者さんにしても、もの凄い色んな道具や機械類を使いまくっている。
装備が勝るチームが、装備の劣るチームを負かすのは、歴史に明らかであると言えよう。
だから事業者というのは、労働者になるべく良い装備を与えて、自社の労働効率を少しでも高めようと配慮を欠かさないはずである。
さて、なんでわざわざ僕が機械化だとか労働生産性だとかの話をしてきたかと言うと、実は裏テーマは就職活動、職探しなのである。
なるべく身体と精神に負担の少ない仕事を選ぶことが、楽しい生活をするための第一歩となる。
⇒ライスのためにライフを捧げるのか?「好きなことを仕事にする」について
地味な会社の地味な職『高度に機械化された職種』を選ぶ
面白いことに、激務で高収入の勤め人は、素手の仕事だったりする。
知名度高いとか関係なくね。
チャリンコで飛び込み営業とか、徒歩で張り込みするとか、エクセルとパワポだけで高級紙芝居作るとか。
人の射幸心をあおる虚業色の強い業界がそう。
広告とか、解決策とか、形の無い物を売る仕事は、自営業でやると天国だが、勤め人として関わるとえげつなく凄くきつい。
これってスコップで石炭を掘る仕事なんだよな。素手だから構造的に辛くなる。
同じ営業職にしても、機械化がどれだけ進んでいるか?という観点を一つ持っておくといい。
繰り返しになるが、装備のいい会社の仕事は、労働生産性が高いからだ。
機械化が進んでいると多くの付加価値が生み出せる。だから一般的にご主人様の心にも余裕があって、労働者を酷く扱いにくい傾向になる。
言い換えると、社員を使い捨てにしにくい。社員にカネかけてるから。
地味な会社の地味な職種に、そう言う仕事があったりする。
巨大ショベルで石炭掘る仕事のイメージだ。
意外なところに「高度に機械化された仕事」は転がっているので、頑張って探してみ欲しい。
面接の時は、採用面接必勝之法などを参考にしてほしい。
残業代が出る会社で、残業をする
その仕事が本当に世のため人のためになるもの(←重要)で、なおかつ、事業家のご主人様も話の分かる人だったら、残業代ありで残業させてくれる。
世の中に必要とされてない仕事で、かつご主人が強欲だと残業代は出ない。
残業が出来るなら、わざわざ仕事終わりに別の仕事をしなくてもいい。
やれ仮想通貨だ、やれFXだ、糞みたいなネットビジネスの類は一切関わらなくていい。
会社の残業で、十分に自分の労働力という商品をフルにお金に換える事が出来ていて、経済学的に理想的な労働者の状態となる。
残業代は天引き貯金しておく
んでだ、絶対に注意しないといけないのが、残業代は天引きで貯金しておくことな。
銀行で天引き貯金は出来るので是非使おう。
給料外の収入があるとめちゃくちゃ生活は豊かになるんだけど、調子に乗って車や家のローン組んじゃうと虎の子の残業代にまで労働力再生産の罠が拡大することになる。
貧しいまま。
参考にしてくれたらいい。
⇒なぜ、副業をすると貯金が増えるのか?余った時間でアルバイトをするのもあり。