すっげえ時間無いんで、大事な事を簡単に述べる。
お金持ちの美徳と、勤め人の美徳について。
お金持ちのお金の流れは、
元手で商品作る、商品売る、お金貰う、そのお金を再投資してまた商品作る、商品売る・・・。
と言うサイクルになる。
勤め人とお金持ちのお金の流れ
お金→商品→お金
こうしてお金の額を増やしながら循環する。
勤め人のお金の流れは、
勤めに出る、給料もらう、遣う、終わり、だ。
お金は循環しない。遣ってその都度終わる。
商品(労働力)→お金→商品(衣食住その他)
飢えないためには働き続けないといけない。
こう言うサイクルがあった場合、両者にどういった倫理観や美徳が育まれるだろうか?
お金持ちの美徳は、倹約、勤勉、再投資
結論を急ぐ。
お金持ちの美徳は、倹約、勤勉、再投資、である。この人たちの欲望とは、更なる商品生産の拡大なのだ。
商品をよりたくさん作り、よりたくさん売る事、それが気持ちいい。
そう言う思考回路。
勤め人の美徳は、強欲、消費、虚栄心、である。
遣えるお金は全部遣う。ブランドバッグ、車、家、結婚式、海外旅行、子供の教育、などなど。
お金をたくさん遣える人、ド派手な消費生活が可能な人が、人間として価値が高いと思っている。
だから勤め人が想像するお金持ちとは、良い服着て、良いもの持って、良い車、良い家、南の島で豪遊、そう言う想像をしている。
が、実際のお金持ちたちは、すげえ質素。
ダサい服着て鳥貴族。
「車買う金あったら次の物件の頭金にする」
が口癖だからなのだ。
今後はその辺の解説をしてゆきたい。
今日はこれまで。すまん。
⇒【原価積み上げ方式とマーケットメイク方式】勤め人と資本家の違い