金持ちになろうとして、すぐに株やFX、仮想通貨に走る人がいる。
残念ながらそれらで金持ちになることはできない。
他人が作った商品だからだ。
「俺、株やってんだぜすごいだろ!?」
そんな気持ちにさせてくれる素晴らしい商品かもしれないが、所詮そのための商品だ。
何度も言っているが、金持ちになるためには自分の商品を持つしかない。
ビジネスモデル作り、商品作りから逃げてはいけない。
株で数万円得たところで、勤め人卒業は永遠に無理だし、心の余裕なんてちっとも生まれないだろうな。
「ビジネスモデルはどう作ったらいいかわかりません!」
大丈夫だ。
ビジネスモデルなんて本屋さんにいくらでも売っている。
書くいう僕も、毎回本からビジネスモデルを仕入れているくらいだ。
例えば今年始めた養蜂。
【社員日記更新中】
目次
確定拠出年金じゃどう考えても勤め人卒業は無理
この資本主義社会は「商品の集合」であり「巨大な商品のフリーケット」である。
その「商品のフリーマーケット」に対してみんな何らかの商品を持ち込んで、お金を稼いでいる。
そのお金も厳密にいうと商品。
みんな資本主義のフリーケットに参加して商品を持ち寄って、商品をお金と交換する。
この資本主義のベースとなる仕組みは、お金握りしめて、自分の生活に必要なものを買って生活すること。
勤め人で言えば、生活様式は、
・それでお金を得る
・そのお金で商品を買う
・自分が生活する
こんな流れになっている。
一応言っておくと、勤め人の定義は労働力以外にお金に変えられる商品持ってない人。
だからニートになるためには「労働力以外の商品を持って、その商品とお金を交換して生活の用を足す」という全然違う生き方をしないといけない。
別に必ずしも勤め人を卒業する必要はない。
勤め人の給料は収入を確保するためのベースにしておきつつ、他の自分の作りたい商品があったら、それを作って資本主義のフリーケット持ち込めばお金に変わる。
そのお金で少し「+α」の贅沢、楽しみみたいなことすればそれはそれですごくいい生き方だと思う。
安易なお金儲け話はクソ
ただ僕がすごく問題としてるのは、安易なお金儲け的な話。
特に僕が嫌いなのは、資産運用。
投資って言い方もされるけど、僕は超嫌い。
出発点が違う。
そもそも小遣い程度にお金が儲かればいいなっていう意識で生きていない。
僕はサラリーマン辞めても食っていくことが目標だった。
だから「ちょっとお金が儲かれば」というベースがもう違う。
ボイシーのコメント欄を見ていると、「楽天か何かの確定拠出年金、これで勤め人卒業できますか?」という書き込みがあった。
自分でちょっと考えてみてほしい。
確定拠出年金は、60歳なってからやっとお金を引き出せる。いや、65歳だっけ。わかんない。
でもそんな時にお金があっても全然勤め人卒業とは遠い。
確定拠出年金は政府主導で「欧米でやってるから、似たようなの作りましょう」という風にできた制度。
確かに税金の控除があるから、老後のことを考えて貯蓄する観点からすると、優れたものでもある。
だからお金が余ってる人はどんどんやって行けばいい。
「自分で作ったビジネス」じゃないと勤め人卒業は無理
でもね、それで「勤め人卒業」できる訳無いじゃないすか。
「勤め人+α」の商品で豊かにはなれませんよね。
だから僕は一般的なFPとかが推奨するような、利回り2%、3%みたいな投資って全然興味ない。
なぜなら自分でやってる「ボロ物件の再生」、これの利回りは20%か30%が普通なんよ。
だって100万円とかで家買って50万円ぐらい修繕費かけて、家賃は年間40,50万入ってきて3年で回収できる。
これはもはや投資じゃなくてビジネスモデルなんよ。
だから色んな”技能”を身につけないといけないではある。
それでもやっぱり、高い利回りの「自分で作ったビジネス」じゃないと勤め人卒業はできない。
もはや運用とか言うレベルじゃない。
ボロ物件再生とか自分で不動産作っちゃうとか。
マジで一個のビジネス。
「その部屋を住んでもらう権利」という商品を資本主義のフリーケットに持ち込んで、それをお金に変えてるわけよ。
ということで、
「楽天か何かの確定拠出年金、これで勤め人卒業できますか?」
これはちょっと根本的なところが違うなとを感じた。
みんな商品を作ることから逃げるから貧乏になる
僕の基本的な主張は、「労働力の他に資本主義市場に持ち込んでお金に変えてもらえるようなオリジナルの『商品』を持ちましょう」。
これは繰り返し言っていく。
商品が自分の労働から切り離れた時に、この資本主義の世界では自由に生きられる。
「自由に生きてる人」って何らか商品を持っている。それも一種類じゃない。
何個か自分の事業を持っていて、それをお金に変えて日々暮らしている。
勤め人卒業できない人は勤め人の洗脳みたいなものがかっちり入ってて、「労働力を売る」というモデルから、外に想像力を広げられない。
「商品作ってください」と、僕が言っても、「自分でその商品を作るなんて考えられない」という反応をされる。
それでも僕はそこしか道はないと思っている。
だから「自分のオリジナルの商品を作ってくれ」とは言い続ける。
常に仮想通貨やFX、相場をやりたがる
そうやって「商品を作る」という発想がない人は、常に仮想通貨とかFXとか相場やりたがる。
安易に「お金持ちになれるかもしれない」って思ってんのかな。
これも前に、「お金の貯め方・種銭の作り方」のところでちょっとお話ししたことでだ。
仮想通貨で何千万あてた若い青年がいたけど、その彼も「ビジネスモデル」がない故に、その利益確定して数千万手に入れても次に何もできない。
ビジネスモデルがない故、またゴミコインを探すことを繰り返して、結局何度も負け続ける。
そんんで手元に残り数百万みたいな状況になる。
何千万とか残高あったはずなのに、できることはそうやって博打を打ち続けることだけ。
ひとえにそれは商品がないからなのだ。
勤め人の人はいつも、「誰かから商品を買うこと」ばっかり考えている。
やっぱみんな「商品を作ること」から逃げてる。
「ビジネスモデルを考えること」から逃げてる。
不動産のかぼちゃの馬車という最近破綻した投資会社があるけれど、自分で不動産やってる人が見たらすぐにわかる。
「あこれ潰れるわ、飛ぶわ」って。
その投資商品ってやっぱり誰かが作った商品なんよ。
僕は自分でその投資商品を作れる。
ボロ物件を買ってきて利回り出せばいいわけだからだ。
それを10年分とか15年分利回り割戻して、10%切るぐらいのところの価格で売れんこともない。
まさに人が作った商品になる。
勤め人の人はいつも、「誰かから商品を買うこと」ばっかり考えている。
それ以外にその自分で商品を作るっていう頭がないから仕掛ける側、食う側の人たちが掻き立てられる。
感情、欲しいって感情を掻き立てられて、まんまと計算通りそれが欲しくなっちゃう。
なんで欲しいのか疑問だけど、「俺運用してるぜ」みたいな”虚栄心”だろうか。
ちょっと大人の階段登ってる的なそういう刺激が気持ちいいんだろうな。
それが多分その商品、不動産投資商品みたいなものの”対価”かなと思うんですよ。
僕から言わせれば不動産やる意味って金儲かるためでしょ。
自分の生活を支えるため。
ぶらぶら生きていく、このふざけたニート生活を支えるための商品なのにね。
僕は繰り返し繰り返し「商品作ろう」と言っているのに、普通の勤め人脳が強固な方は、結局「この株どうですか」とか「この仮想通貨どうですか」「どのリートが上がりますか?」とか聞いてくる。
そのもう考え方がある以上、ずっと食われる側っていうか、意欲を掻き立てる側じゃなくて掻き立てられる側だろ。
そうやって「商品を買わされる側」に立っている時点で、勤め人卒業は厳しいのかな。
今回はこんなところで。
再见(さようなら)
上にも本を挙げさせてもらったが、ビジネスモデルなんて普通に本屋に売ってる。
不動産投資本もめっちゃいいのがたくさんある。
僕も、本屋で買ってきた一冊の本からビジネスを始めた。
最近は特にすごくて、いろんな手法が嘘偽りなく書かれている。
ふん様の本とかも特にオススメ。
不動産にこだわらず、いろんなビジネスの本を読んでみるといい。
僕も常に新しいビジネスモデルがないかは考えている。
どうせ1500円。
それでビジネスモデルを得られると思えば安いものだろう。