採用面接必勝之法で述べたやり方で、目星を付けた企業に潜り込む。
半年は試用期間、というオプションが付いていたりするかもしれないので、大人しくしておくのが良い。
大人しく、とは、村社会の掟に従順で、職務中は一切さぼらず、真面目に働き、サービス残業も厭わない、という姿勢を取る、という事である。
出世したければ、そのままの姿勢を貫くのみだ。
そう言う信念も僕は嫌いじゃない。
だが、勤め人というシステム、給料というシステムでは、いくら出世したところで豊かにはなれないし、出世の先には労働力再生産の罠が仕込まれている。
働きに対してお金が余る事は仕組みの上の問題で、ほとんど期待できない。
人間の寿命は長くなり、企業の寿命は短命になった。
企業も終身雇用は保障できなくなっている。国家も豊かな老後を面倒してくれるだけの金は無い。
一昔前の物語が効果を発揮するとは思えないのだ。
もし、『勤め人+副業』を目指すのであれば、半年なりの試用期間後に、徐々に牙を剥き始めればよい。
⇒採用面接必勝之法【就職・転職の面接で受かる方法】大切なのは"自己犠牲の精神"。
⇒木下藤吉郎 その1【勤め人処世術】間違いなく日本史上最強の新入社員だった男の話
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