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人間には理性があるから動物の生殖とは違う云々、について、僕の恒久的な反論

昨日はインターネッツが繋がらない環境下にての夜通し移動でございましたので、ここで書く記事は昨日のぶんとしてアップし、今日の夜はまたちゃんと書きます。申し訳なかったです。

さて、最近だっけな、Twitter世界の泡沫の様なアカ(カス)から絡まれて、その時は旅の支度で忙しかったから軽く遮断しちゃったのだけど、そいつが

「人間には理性があるから動物の生殖とは違うでしょう」

みたいな事を言っていた。

フォロワー数は8とかだった。理性…ね…。なんつーか、三下(さんした)が吐く言葉はいつもある種の紋切り型であって、見事なまでに普遍性が込められていて、面白い現象だと思う。

(その普遍性と言うのは「甘え」なんだけど…。)

 

(参考)

恋愛が、ただの動物の生殖だと分からない奴は、非モテのまま死ぬ。

 

まず、理性とは何か。

ムラムラしてオナニーしたい。これが本能。

オナ禁と言う理性の果実を食った人間は、オナニーは人を無気力にし、オナ禁は精神を溌溂とさせるから、今日はオナニーやめとくか、と言うのが理性。

明日はセフレとセックスするから今日は溜めとこう、も理性。

ラーメン食いたいけどデブになるからやめよう、も理性。

本能に対する所の理性とはつまり、損得勘定な訳だ。

じゃあ、人間の女が生殖活動に臨むにおけるところの本能と理性とは何ぞや。

第一の本能とは、ヤリ捨てにされたくない。男親の援助なく妊娠期を乗り切って乳幼児育てるのは絶望的に困難だからだ。母子ともに死ぬ可能性があって、これは避けたい。

誰にでも分かる。非モテにも分かる。

第二の本能とは、これは男の場合と同じで、自分の遺伝子をばら撒きたい。どうやってばら撒くかと言うと、ヤリチンの気質を持った美しい息子を産み、その息子を通じてばら撒いて貰う。女の夢だ。

この観察は非モテにとって極めて不都合な真実なので、多くの男は見たく無いし、見えたとしても否定したい事柄のため、余り知られてない。

第三の本能は、非モテ男の遺伝子は拒否したい、だ。子を産んで育てたはいいけど、大人になってキモイ非モテ野郎に育って、そいつが童貞こじらせてセックス出来ないまま死ぬ事になると、女親としての全ての投資がパーになる。

まかり間違って非モテの遺伝子を取り込んでしまったら、ご先祖から連綿と続いてきた遺伝子のリレーが途絶えてしまう。女にとってこれほどの悪夢は無い。

故に女は、注意深く非モテとのセックス可能性を排除する。

これも非モテの男からすると、まことに見たく無い現実である。

つまり女は、遊んでる風のイケメンとはすぐにセックスして、非モテにはああじゃこうじゃ言って絶対にセックスさせない。「こいつはモテだ」と思えばあっさり股を開き、「まだ非モテの可能性を否定できないな」と思えば口説いても激しく抵抗する。

本能どおりやってたら美しいまでに損得勘定が合う事が分かるだろうか。だから理性なんか無視して動物と一緒と考えて観察して良い。

色んな女の子と接触すると分かるけど、ほんと上に挙げたアルゴリズムに見事に忠実に動いてくる。

一例を出す。

ここに口説いている女の子が居るとする。なかなか自分を受け入れてくれない。なぜ女が渋っているかと言うと、男を非モテかもしれないと疑っているからだ。

非モテの遺伝子を貰うと悲惨な事になる。だから非モテじゃない担保が欲しい。

この場合、男側の解決方法はいたってシンプルで、その口説いている女の目の前で、他の女を口説き落としている所を見せる事がベストな策。すると、お目当の女はスッと落ちてくる。

モテである事実、非モテでは無い事実を証明できれば簡単にやらせてくれるのである。

逆説的な事だが、男の真の優しさとは、女にリスク負わせないために、他の女とセックスできるよ、俺は非モテじゃ無いよ、って所を見せる事だ。それが誠実さである。

だが、非モテは信じない。信じたくない。

自分にとって不都合だからだ。

女には理性があって、自分のようなキモイ非モテに対しても理性を発揮して優しく慰めてくれるべきだ、と思いたい。

誠実で優しく女性に潔癖な自分みたいな男が素晴らしい、と信じたい。次々に女をとっかえひっかえしてるヤリチンはクズだ、と信じたい。

ま、このぐらいにしとくとして、最後に一つ言っておくのは、女に対する潔癖さと言うのは何の努力も要さずに獲得できる物で、お前が思ってるほど価値は無いと言う事かな。

人間の恋愛に理性を求めるのは非モテ、いや、『努力しない男』の空想に過ぎぬのである。

 

をはり。

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