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【継続する意志】決意を忘れて三日坊主。ものごとを続けられないわけ -日記を見返す効能-

「勤め人を卒業する!」
「副業で五万稼ぐ!」
「オナ禁を30日する!」

自分が『やる!』と決めたことを続けるのに一番いいのは「日記」を書くことだ。

人間は絶対に忘れる。
「忘れる生き物だ」という前提に立つことは超重要。

だったら忘れないためにどうするか。

毎日日記を書くことだ。

物事を継続できないわけは、自分の志を思い出す習慣がないからなのだ。

 

 

前回:【行動する人、しない人】紙にペンで書く習慣が、両者を分かつ 

人間の記憶能力など、たかが知れている。忘れる生き物。

例えば、人間の暗算能力などはたかが知れている。
せいぜい一桁か二桁の計算ぐらいであろう。

計算した結果を覚えておくにも難がある。

人はすぐに忘れてしまうからだ。

ところが、紙とペンがあるとどうだろうか。

『筆算』ができる。
手間ではあるけど、複雑な計算もできるようになる。
出した答えも記録しておける。

問題は、大人になるとちょっとした計算にいちいち紙とペンを引っ張り出して、書き書きする手間を惜しむようになることだ。

精神の老化と言うやつである。

もう一つは、机が無い、と言うことである。
自分の机を持たない(捨てた)言うことは、机が人間の精神に及ぼす影響をひどく軽視していている証拠でもある。

そう言う人は、本も読まないだろうし、いわんや紙にペンで物を書くにおいておや、である。

 

自分の決意ほど、あてにならないものはない

自分の気持ちや感情を記録する習慣が無いと、どれほど自分の決意や意志があてにならないものか、観察して知る機会がない。

感情はいかに転々としていくか、決心はいかに体調や精神の影響を受けるか、記録をして定点観測する習慣が無い限り、人間は人間の物忘れの激しさを客観的に知ることはない。

「今年は英語を勉強する!」

「今年はダイエットする!」

間抜けはそうやって正月に宣言する。毎年だ。

結果は知っての通りで、何事もなすことなく、また次の正月に決意だけ新たにする。

自分を裏切るうちに、自分を信じられなくなる

そうして自分と交わした約束を、全然守れない自分を見せつけられる。

自分を信じられなくなる。

そりゃそうだろう。やるやる言って、毎年全然やらない奴を信じろと言う方に無理がある。

そしてダメな自分にうんざりしたその気持ちも、すぐに忘れる。

決意を忘れる。

これは、紙とペン以前の問題として、机に座る習慣が無い人に顕著だと思う。

習慣的に家に帰ると無意識にテレビをつける、手持ち無沙汰になると無意識にSNSを見たり無料の(課金)ゲームする。

今その瞬間の快不快が不断に更新されていく時間軸があって、ただそれに動物的に反応するだけだ。訳がわからないまま無力感に支配されて人生は終わる。

頑張っている人が妬ましいのもこの人たちで、いつもネットで著名人を叩いて勝った気になる。

 

【意志を持つ人、持たない人】政治とは何かを、説明できるか?

日記に書いた「夢」を、いつでも見返す

仕事で机に座る人、自宅の書斎の机に座る人、机は置かない代わりにカフェに通う人、その形は様々である。

だから机に座る仕事をしていないことは、なんの言い訳にもならない。家に机置けば良いし、スペースが無いなら喫茶店通えばいい。

手帳、ノート、日記帳などに書き付けた夢や目標や決意を、いつでもどこでも見返すのである。書く場所は、机以外にはない。

忘れないために全く同じ内容のものをもう一度書き直して更新するのもいいだろう。

意志を継続させる人は、忘れないようにしているのである。

つづく。

次は演算の難易度予測について。

 

次回:【暗算と筆算】困難に立ち向かえる人は、書いてものを思考する 

 

【ラジオ 日記回】

第241話 日記書きと継続する意志

第282話 夢に日付けを入れたらどうなるのか?

第312話 やるべき事をちゃんとやる自分をどう作り上げるか

 

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