僕の名前は監督
愛深きゆえに愛を捨てた男に仕える男。
聖帝日記には初の記事投稿となる。テーマはずばり「女修行」だ。
2020年2月現在、絶賛女修行に興じている。暇があればマッチングアプリとにらめっこし、複数人の女の子とメッセージのやり取りやアポの打診を行うのが日常。
仕事後や週末の大半はアポに費やし、日夜真剣勝負に挑んでいる。時には既存ちゃんとも会って関係の継続も欠かさない。
この1か月の成果は、アポ16人、そのうちセックス成功は4人。打率にすると約.250。社長曰く「悪くない数字」とのこと。
(3月2日追記:2回目のアポでセックストライ成功したため、セックス成功5人、打率約.313に上昇)
更にその中でも、長期的に関係が継続しているのは2人。今では毎週のように会い、セックスも欠かさない。気付けばもはやセックスに困ることはなくなっていた。
とはいえ、つい一か月前、とある方からこんなことを言われていた。
何を隠そう一か月前の僕は救いようのない非モテ男子であった。
それなのに、一体どうやって現在のような「ヤリチン」に変貌したのか?
その過程を説明しよう。
僕が「女修業」を始めたキッカケ
現在でこそ、遅れてやって来た青春を謳歌しているかの如きやましまだが、つい一か月前までは彼女なし・出会いなし・魅力なしの三拍子そろったどうしようもない非モテだった。
一方でもう一人の社員・かんたムは入社当初からストリートナンパを実践しており、着実に「モテ街道」を突き進んでいた。
そんな彼を横目で見ながら、「僕はナンパ修行とかそういうのではなく、仕事で成果を挙げるんだ!」と、秘かな闘志を燃やしていた。
そんな僕が女修行を始めるに至ったのには、大きな理由がある。
それはずばり「業務命令」である。
社長から言い渡された「業務命令」
時は2019年の12月までさかのぼる。
我が社のボス・聖帝サウザーよりslackで受け取ったメッセージ、まずこれを見て欲しい。
年末年始、現彼女とのお別れが決定的になったら、年明け以降は必ず月1新規セックスを開拓して下さい。
考えてみたら、「今は仕事したいんで女はいいです」みたいな事言う奴で、いい仕事した奴なんか見たことないからです。まず、言葉遣い、態度、もっとデカイ態度にしましょう。かしこまりました、は禁止。ごまかしが効かない勝負事の結果、新規開拓セックス がある。
「今は女はいいです」は、勝負からの逃げ口上です。男には、カネと女についての逃げ道はありません。年末年始、福岡設定でひたすらマッチングアプリして女の子の連絡先をゲットしておきましょう。アポも取りましょう。カネ、女、筋トレ、ダイエットは、嘘やごまかしが通用しない。地道な積み重ねと、勝負に挑んで行くメンタルが必要。この四つについて、適当な事言ってお茶を濁す奴はあらゆる勝負ごとから逃げる奴で、結局、カネ稼げない、仕事できない、てのが勤め人時代のボンクラ同僚の観察の結論。思い出したんで書いときます。
ざっくり要約すれば、「四の五の言わず女とセックスして来い」ということである。
この通達を受け取った時の僕の気持ちを想像して欲しい。
おそらくこの世のどの勤め人も、「月1新規セックス必達」のノルマを課されたことなどないだろう。もちろん僕も人生で初めての経験だ。
僕は思った。「一体何が起こっているのだ」と。
聖帝がこの文章をしたためるに至った経緯を補足する。
ことの発端は2019年末の聖帝セミナー懇親会
このメッセージを受信する3日前の12月20日は「聖帝セミナー2019」が行われた日。事件はセミナー後の懇親会中に起こった。セミナー参加者4~5人と卓を囲み、セミナー内容や普段の仕事内容、どうやって勤め人を卒業するかなど様々な話題で盛り上がる中、話題は「ナンパ」に移った。
ちょうどその場にいた人たちは精力的にナンパをしている人たちで、お互いの成果報告や、用いている手法などの情報交換に花を咲かせていた。
一方で僕は、その時点で3年付き合っていた彼女と連絡が途絶えてしまったばかりな状況で、恋愛に消極的になっていた。それどころか、「ナンパみたいな浮ついたことは自分はするまい」などと心の中では思いながらその場にいたのである。
そんな中、とあるセミナー参加者から僕に質問が投げかけられた。
何気ない会話のほんの一部。ちょっと時間が経てばすぐに忘れ去られてしまうような些細な一言。
まさかその会話を聖帝に聞かれているとは。
「愛深きゆえに愛を捨てた男」であり、「セックス足りて礼節を知り 性欲実(み)ちて栄辱を知る」漢(オトコ)であるところの聖帝が、この時の僕の発言を聞き流すはずなどなかった。
結果、このメッセージである。
「弱い男」に厳しい聖帝
社長こと聖帝サウザーは、本質を突く鋭い指摘を何の臆面もなく繰り出す。ツイッターやブログでは文章で、Voicyでは音声で、あらゆる軟弱な男(稀に女)をぶった切ってきた。
その矛先は社員である僕にも容赦なく向けられる。いや、身内だからこそ余計に思うところがあったのだろうと推察する。「自分のとこの社員をこんな軟弱な男のままにしておくわけにはいかない」と。
これは後に社長から聞いたことであるが、この時の僕は「恋愛市場において最底辺にいる」と確信したという。今考えれば、社長に発言を聞かれていたのはこの上ない幸運な出来事だったのかもしれない。
僕は考えた。ここで逃げるのは簡単だ。「元彼女と仲直りしました」「地元で新しい彼女が出来ました」など適当に嘘でもついてしまえばいい。
しかし、本当にそれでいいのか?
このようにあの手この手で逃げ口上を考える姿勢こそが、まさに「適当な事言ってお茶を濁す」「あらゆる勝負事ごとから逃げる奴」ではないか。
聖帝サウザーの元で働いている身として、そんな情けない姿勢でいていいのだろうか?いや、いいわけがない。
短い時間であらゆる思考を巡らせた結果、僕は答えた。
こうして、僕の女修業は始まった。
はじめの一歩は「マッチングアプリ」から
とはいえ、今までは学校や職場のような場でしか恋愛をしたことがない。ナンパはもちろん、街コンや合コンの経験すら持ち合わせていないズブズブの出会い素人の僕。
とりあえず勢いでマッチングアプリに登録はしてみたものの、どうやって最終的に女の子とセックスをするまで持って行けばよいのか、サッパリわからなかった。
自分の経験に頼れない時は、過去の知見から学ぶしかない。そして、その知見とは、思いの外身近に存在した。
現在から遡ること約1年前。マッチングアプリを始めて登録したものの、わずか3か月で「マッチングアプリ攻略において、最も効率的な方法」を導き出した男、
それこそが聖帝サウザー。僕の上司である。
僕はすぐさまオーディオを購入し、聞き込むことから始めた。
賢者の発言には、必ず意図がある
そんなこんなで始まったやましまの女修業。そこから一か月で、冒頭に書いた成果である。
アポ16人、そのうちセックス成功は4人。打率にすると約.250。単純に考えれば、毎週新しい彼女が出来ているも同然の数値だ。正直自分でも驚く部分はある。
というのも、マッチングアプリに対してあまりいい評判は聞いていなかったからだ。
・あまり出会えない
・かわいい女の子がいない
・30代以上は厳しい
・ガチの婚活が多くて恋愛目的やセックス目的に向いてない
「月一で新規セックス必達」を義務付けられた僕にとってはどう考えても向いていない市場ではないかと思えてならなかった。
しかし、ナンパ出身でかなりの成果を挙げ、現在でも当然のことながら女関連で困ることはなく、新規セックスの開拓をいとも簡単にやってのけてしまうのが我が上司・聖帝なのである。
これは明確な意図があっての指示に違いない。ならば、四の五の言わずにマッチングアプリをやり込んで、一刻も早く新規セックスを開拓しなければならない。
言い訳はいくらでも出てくる。辞めることはいつでも出来る。やったフリでお茶を濁すことも出来る。しかし、それらは聖帝の元で働く以上、してはならない禁忌である。オトコたるもの、泥水すすりながらも御託は並べずとにかく「実践」をしなければならない。
やましまの戦績を赤裸々に公開
僕が選んだアプリはPairsとWithの2つ。これらを同時進行している。
これまでの成果を、数値的に列挙してみる。
With…83人
合計…196人
With…15人(18.0%)
合計…29人(14.8%)
With…7人(8.4%)
合計…16人(8.1%)
With…4人(4.8%)
合計…10人(5.1%)
With…0人(0%)
合計…4人(2.0%)
With…0人(0%)
合計…2人(1.0%)
※カッコ内のパーセンテージは、マッチング数に対しての達成率
これが、僕がマッチングアプリを1か月間ガチで取り組んでみた結果の、リアルな数値である。こうして並べてみると、自分でも実に興味深い。
このデータと僕自身の所感を元に、マッチングアプリの世間からの印象に対する反証を述べていく。
本当にマッチングアプリは出会えないのか?
中盤辺りで述べた、マッチングアプリに対して世間一般の方が考えているデメリットを再掲
・あまり出会えない
・かわいい女の子がいない
・30代以上は厳しい
・ガチの婚活が多くて恋愛目的やセックス目的に向いてない
これから一つ一つ反証していく
あまり出会えない→結構出会える
数値からもわかるように、一か月で16人と出会えている。その前段階でも200人近くとマッチングしており、その中には僕の方から連絡を切った子もいくらかいるので、本気で数を追えば、この数倍は出会えているだろう。
出会えない人は、「プロフィールや写真がテキトー」か、「そもそもマッチングアプリに臨むマインドが間違っている」場合がほとんどではないだろうか。それらは本人の意識と努力次第でどうとでも好転させ得るものである。そういう意味で、事前に「マッチングアプリでどのように戦っていくべきか?」という、戦略をしっかり練る必要はある。
写真やプロフィール文のコツ、NG集、マッチングするコツなどはこのオーディオで全て語られている。Vol.1の説明文に書かれている通り、「これ以上のやり方は無い、あとは繰り返すだけ!」というメソッドを最初に聞いていたのが功を奏した。
いかに結果に直結したかは、数字に如実に表れている。
Vol.2の説明文にて、聖帝はこう述べる。
それと比較するわけではないが、
である。数字上では師匠を超えたことになる。
(※相手の子のスペックや、アプリに投下した時間など細かい情報を脇に置いています)
マインド面、ベースとなる知識や手法は白熱教室で事足りることは、僕の成果を見てもらえばそれが証明となるだろう。
30代以上は厳しい→30代こそ勝てる戦場である
Vol.3の説明文にてこう述べられている
マッチングアプリの掟として、
「同質の記号を持つ者同士はマッチングする」
は、真であるから、20代前半の男子とか、自分の持つ記号を女性側にそのまま当てはめると良い属性になる、って人には美味しい思いも出来るのかもしれん。
つまりは、「マッチングアプリは20代男子には向いてる」ということ。さらにオーディオを聞き進めると、「30代男子にはマッチングアプリで成功するのは厳しいのではないか」という議論が出てくる。
僕はこの箇所を聞いたとき、「僕は30代だからマッチングアプリ厳しいのか…」と軽く落ち込んだ。
しかし、実践を重ねていく中で、あることに気付いた。
半信半疑ながら自分の信じるやり方を実践してみた。するとその成果はマッチング数やLINE交換、マッチング数などにハッキリと表れ始めた。
30代男は30代女とマッチングしやすい
PairsやWithには、「本日のおすすめ」という形で、自分の年齢やプロフィールを元に何人か女性がおススメされる。それはたいてい「同年齢層の異性」が選出される。
この性質を、オーディオでは別の用途で活用していたが、僕の場合はまた違った活用方法を見出した。
である。
早い話が、30代女性は男性からの需要が低いため、いいね数もマッチング数も少ない。ゆえに、こちらから好意的にやり取りをすると、アポにもつながりやすく、最終的にセックスにつなげる率も高くなるのである。
なぜ30歳以降の女性が狙い目か?
「女性の年齢は若ければ若いほどいい」と思うのが男の性であり、ナンパでも合コンでも、はたまた職場や学校においても、若い子ほど人気でもてはやされる傾向にある。
現にマッチングアプリにおいて人気の指標となる「いいね数」は、10代~20代前半の女の子が圧倒的多い。一方30歳を超えると、よっぽど容姿が優れてない限り、いいね数は格段に少なくなる。
つまり、
ということである。
もう一つ指標にしたいのが、「コミット率」である。これは、「どれだけマッチングアプリに真剣に取り組んでいるか」ということ。
本来は一人一人インタビューしたり、どれだけメッセージのやり取りや成約があるかなどを調査したいところだが、今回はあくまで簡単に調べられる数値のみを参考とする。
それは、「年齢」と「最終ログイン日」でソートをかけ、「登録者数に対して、アクティブにログインしている人がどのくらいの割合いるか?」というもの。
年齢は「18歳~29歳」(18、19歳もここでは「20代」と一括りにする)と、「30歳~39歳」、ログイン日は「こだわらない」「3日以内」「24時間以内」のそれぞれで検索条件を設定し、そのほかの条件は全て「こだわらない」とした。以下がその結果である。
全国 | ||||
Pairs | 18~29歳 | コミット率 | 30~39歳 | コミット率 |
こだわらない | 910,137人 | 481,352人 | ||
3日以内 | 145,253人 | 15.96% | 98,296人 | 20.42% |
24時間以内 | 111,596人 | 12.26% | 77,723人 | 16.15% |
With | 18~29歳 | コミット率 | 30~39歳 | コミット率 |
こだわらない | 333,818人 | 128,580人 | ||
3日以内 | 70,509人 | 21.12% | 28,032人 | 21.80% |
24時間以内 | 54,228人 | 16.24% | 20,969人 | 16.31% |
(調査日時:2020年2月27日15時頃)
Withの方は微々たる差しかないが、Pairsの方では明らかに
ということがわかる。
つまり、
という結論が導き出される。
ここを攻めれば、成功率もおのずと上がるだろうと僕は考えた。
ガチの婚活が多くて恋愛目的やセックス目的に向いてない→彼女もセフレも出来るよ
これは質的データとなるため、数字では示せないが、少なくとも僕が接してきた女の子たちの中で、「ガチ婚活勢」と呼ばれるような雰囲気をまとった女性にはほとんど出くわさなかった。直近で一人いたが、まだ2回目以降のアポが控えており、そういった個別の体験談は別途記事投稿していく次第である。
(※3月2日即報:ガチ婚活女子と2回目のデートで無事セックス完了!「チャラい」「まじめな人だと思ってたのに」「付き合ってない人とそういうことはしない」「生理中だから無理」などの数あるグダを潜り抜け、見事ゴール。ガチ婚活ちゃんでも正しく攻めれば即・準即は可能であると確信を深めた出来事。詳しくは個別記事を待たれよ)
特に30代女性となると「ザ・婚活勢」が多いのではないかという懸念が出てくるのが普通である。同僚のかんたムも、
焦りとか必死感ないっすか?
などと言っていたし、社長に至っては
と一蹴する始末(実際社長は20代前半狙い一択の戦法を取っていた)。
しかし僕は思った。
みんながやらないなら、僕がやるしかない
そうして一か月間自分の信じる戦法を実践し続けた結果、見事4人とセックス、2人を既存化させることに成功した。
前章では、「マッチング数」を分母として割合を出していたが、「アポ数」を分母とした場合、アポ16人中セックス成功は4人、勝率は25%。
つまり、
ということになる(極端な話であるが…)。
別に結婚を意識したような言動や振る舞いがあるわけでなく、今はお互いの関係に満足している状態。実にいい距離感である。セックスに繋がらなかった子たちも、「ガチ婚活感」を出す人は特におらず、セックストライなり恋愛関係に持って行くのが難しいとは特に思わない。
ゆえに、結婚目的でなく、恋愛目的だったりセックス目的であっても、30代女性を対象から外す必要はない。むしろ積極的に狙っていくべきである。
結論:非モテはマッチングアプリで脱却できる
これは新年明けて早々の仕事始めの日に社長から言い渡された言葉。言われた瞬間は心が抉り取られたかのようなダメージを受けたが、今ではこう言われたことに深い感謝を覚えている。
正直、マッチングアプリ攻略なんてものは、やり方さえ間違えずに適切に運用すれば、簡単に出会えて簡単にセックスにありつけるイージーゲームであると僕は考えている 。
モテに関しては右に出る者のいない聖帝からも、
とねぎらいの言葉をつい先ほどいただいた。今の僕にとっては最高の誉め言葉だ。
僕が用いた「30代女性狙い」の手法に関しても、「それはまさにブルーオーシャン戦略だ」と太鼓判を押していただいた。世に蔓延る非モテ男子には是非参考にしていただきたい。
といった形で、今回の記事は締めさせていただく。これからは、体系化した「マッチングアプリ攻略」や「実録、やましまのマッチングアプリ奮闘記」といった形で、再現可能な形でマッチングアプリ攻略を記事にしたり、僕が実際にどのような女性とどのようなやり取りを行い、セックスまで到達できたのか、また失敗した事例を用いてどのような教訓を得られたかなどを分析していこうと思う。
特に30代で女修業を疎かにしている男子には必ずや役に立つ記事に仕上げる次第である。
オーディオで予習しながら、とにかく待て。