カネの話 起きて半畳、寝て一畳【住(家)にどれくらいお金をかけるか】田舎での暮らしか、家賃補助がいい。 2019年9月10日 「起きて半畳、寝て一畳」 どんなに立身出世して富貴な身分になったとしても、人間は所詮人間であり、立った状態なら畳半畳のスペースだし、寝るには畳一畳のスペースがあれば良い。 とまあ、そう言う意味だ。 静かな場所で夜ゆっくり寝る。 気力体力の回復にはこれが大切な事である。むしろ、それ以外の事はさほど重要ではないと言っても過... 聖帝
カネの話 【新築の家を買うと窮乏する】住宅ローン地獄を我慢して働く勤め人。 2019年9月9日 新築の家を買おうとすると、だいたい「土地から買え」みたいな話になる。 土地の値段は前に述べた通り、労働力の積み上げ方式ではなくてマーケットメイク方式によって決まる。 勤め人人口の多い都市部や、勤め人としての働き口が豊富な地域の土地が高騰する。 気候が良いとか、空気・水・食べ物が美味しいとか、災害が少ないとかは、そう言う... 聖帝
カネの話 家の話【土地の値段の決まり方】なぜ田舎は安く、都会は高いのか 2019年9月8日 家。 人間は雨風の凌げる場所で安息とともに寝て、休みを取らなければ心身の健康を維持できない。 野宿では早晩健康を害してしまう。 家は、とても大事なものである。 とりわけ労働者にとって、家は労働力の源泉になる重要なものだ。 身体洗って清潔にして、睡眠をとって気力体力を回復させないと、次の日に働けないからだ。資本主義経済の... 聖帝
カネの話 家、車、女を制する者は、人生を制する。【生活の維持費(固定費)を下げる】 2019年9月8日 給料が労働力の原価だという話は、した。 労働力とは人間の体力と精神力であって、その基礎となるものは起きてから休息するまでの働ける『時間』である、という話も、した。 ゆえに、体力、精神力、を込めた『時間』は商品であるという話も、した。 労働力=商品であると。 労働力以外に商品を持って、それを売っている人は働かなくても良い... 聖帝
おすすめ書籍 後編【中古車の選び方・購入の基準】車はタイヤが4つついていれば充分というのを詳しく聞かせてください。 2019年9月8日 新築の家、新車、結婚、これらは典型的なマイナスのキャッシュフロー生成装置だ。 生活費を高騰させ、ますます会社への依存心を強化し、独立の気力を萎えさせるものである。 前回:前編【車・結婚・家に対する考え方】車はタイヤが4つついていれば充分というのを詳しく聞かせてください。 勤め人は、自分の命を引き換えにして車を買ってい... 聖帝
カネの話 前編【車・結婚・家に対する考え方】車はタイヤが4つついていれば充分というのを詳しく聞かせてください。 2019年9月8日 台湾から帰って来て、まだ頭がフラフラする。 移動が機内泊でオールになって、家に帰ったらすぐ寝るべきであったのに、調子に乗って色々と用事を片付けるべく忙しくしてしまったからであろう。 頭にモヤがかかってどんより身体がだるいこの感じは、昔のハードな勤め人時代を思い出す。あの頃はいつもこんなコンディションだった。 今や、エネ... 聖帝
カネの話 働かないでいい人【原価積み上げ方式とマーケットメイク方式】勤め人と資本家の違い 2019年9月7日 労働力の原価が物の値段を決める絶対真理であり、この世の中は、労働力と労働力の交換経済である、と。 それ以外のプライシングロジックは無い、とすれば、世の中は至極単純で分かり易い。 だが、そうではない。 働かずに生きている人々の存在が、労働イコール金のロジックを力強く否定してくれる。 結論から言うと、経済世界の掟は大きく二... 聖帝
カネの話 【商品価格の決まり方】空気の値段からお金というものの"正体"を説明する。 2019年9月6日 富の根幹は人の労働力だ。 その労働力の中心物は人の時間である。 商品のあるところに金銭あり。 労働力は資本主義世界の中で最もベーシックな商品なのである。 これを繰り返し述べて来た。 ところで、人間が生きて行くのに最も重要なものがある。 何だか分かるだろうか? それは空気だ。 ⇒【給料の決まり方】あなたの収入が低い理由 ... 聖帝
カネの話 時間しか売るものがない勤め人が、「時間を買え」だなんて、論理が破綻している。 2019年9月5日 自分の商品を持たず、労働力しか売るものが無い人のことを勤め人と言う。 労働力を回復させるためには、家に帰ってご飯を食べて、風呂入って身体を洗い、洗濯をして清潔な衣服を用意して、温暖な気温が保たれた自宅で寝て体力を養う必要がある。 生きていく中でストレス解消も必須であろう。気晴らしは大切だ。 心身が回復して、朝が来て、... 聖帝
カネの話 【情けない男の話 その2】怖気にやられて、何もできなくなる人の"自己正当化" 2019年9月5日 情けない男は無為に日々を過ごす。 親族たちは「裁判はまだか」と騒いでいるが、手続きのやり方が全くわからず、そもそも裁判なるものが一体何なのかすら知らない。 が、今更知らないとは言えぬ。 情けない男は考えるのを止めた。 その間、加害者は毎日陳情に来たのだそうだ。 若い運転者、その奥さんは、乳飲み子を連れて玄関先で、 「こ... 聖帝