カネの話 【情けない男の話】家族が事故に遭った。さて、裁判はどうする。 2019年9月5日 これは僕の知人の親類の話である。 舞台は日本のとある田舎。雪がたくさん降る地方だ。 いかにも日本人的で、腑抜けで、情けない話であるが、心の問題について格好の例となるので紹介したい。 その人は、壮齢の男性で、親も健在、子も幼いという、一家の大黒柱の立場である。情けない男(仮名)、としよう。 ある日のこと、情けない男の母が... 聖帝
カネの話 質問【今1000万円貰うべきか問題】割引現在価値から①だと思ったがそれでも②のがいいのだろうか 2019年9月5日 今1000万円貰うべきか、或いは10年に分けて100万円ずつ10回貰うべきか、の問題について、たくさんコメントを頂くことが出来た。 僕なりに意図を解説したつもりではあったが、おおかたの予想通り、今すぐ1000万円を貰う選択を選びたい人が多いようであった。 これは石器時代のサルの習性である。 未来の予定よりも、今すぐ食べ... 聖帝
カネの話 今1000万円を貰うか、それとも10年に分けて毎年100万円ずつ貰うか。 2019年9月5日 いきなりではあるが、譬え話をする。 今ここに1000万円の現金があるとする。 そしてあなたには二つの選択肢がある。 ①今すぐ1000万円貰う。 ②10年に分けて毎年100万円ずつ貰う。 人の一生において、誰しも必ず類似の決断をせねばならぬ時があるはず。さあ、どちらか選んでくれ。 もちろん、模範解答はある。例によって... 聖帝
カネの話 【お金持ちたちの生態とその弱点】結婚している人が少ない。不動産大家の飲み会に初めて参加した時の話。 2019年9月5日 「若いのに根性ある大家の卵がいる」 間もなく僕は、地元の大家会の情報網に引っかかった。 「ちょっと君、顔出せや」 と。 彼らに招かれて、僕は不動産賃貸経営者たちが集まる会合に顔を出せるようになった。 前回:【お金持ちの行列の最後尾で見た光景】不動産を買う。 不動産の大家さんたちが集まる会合に顔を出す 若くて気合入った... 聖帝
カネの話 【お金持ちの行列の最後尾で見た光景】不動産を買う。学校教育では貧乏の行列にならばされる。 2019年9月5日 ユダヤ教の偉いお坊さんの事をラビと言うらしいのだけど、そのラビがしたと言う説教を思い出した。 ここに二つの行列がある。 お金持ちの行列。 貧乏人の行列。 並ぶならどちらの行列に並びますか? と。 さすがはお金儲けの民、ユダヤのお坊さんのお説教は、日本にまします神々及びその意を伝える坊主の説教とは一味違う。 「そんなん考... 聖帝